新型コロナウイルス感染拡大防止のために3月から休止していた「二宮ラディアン花の丘公園みんなの朝市」が7月5日、5カ月ぶりに再開された。再開を待ち望んでいた来場者らが惣菜や海産物、野菜、パンなどの買い物を楽しんだ。開始30分ほどで売り切れた商品もあった。
感染症対策を講じて一般町民の出店は見合わせ、事業者に限定した。買い物客は入口で手指を消毒し、会場内を時計回りに移動。お目当ての店の前で間隔を空けて列に並んだ。元二宮町民で小田原市から訪れたという夫妻は「長年慣れ親しんだ地域の店を応援したい」と会場を後にした。
実行委員会では密集・密接を避けるよう、恒例のフルーツ特売とラジオ体操、休憩用テーブルと椅子を無しにした。出店者は1週間以上前から検温して体調を管理。万が一、感染が分かった場合に備え、出店関係者全員の名簿も作成した。
会長の芦川孝幸さんは「天候が心配で、お客さんは若干少なかったが、トラブルなく開催することができた。今後の感染状況を見ながら、通常の朝市に戻していけるようになれば」と話した。
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