今夏の海水浴場開設を断念した大磯北浜海岸で、7月4日からライフセーバーと警備員による日中のパトロールが始まった。遊泳の自粛や禁酒・禁煙、ソーシャルディスタンスの確保などを定めた今夏の海岸利用ルールの順守を警備員が呼びかけ、万が一の水難事故に備えてライフセーバーが見守る。
県によれば、7月22日までは警備員2人が常駐し土日のみライフセーバー3人が監視に加わるが、海岸利用者の増加が予想される23日から8月末までは毎日5人体制とする予定。県と町の関係団体では海岸の各所に看板を設置して今夏の利用ルール順守に協力を呼びかけているが効果は読めない。ライフセーバーの一人は「今年の海は遊泳区域が設けられておらず、救護室や放送設備もないなど十分な安全対策が確保されていない。自分たちを守るためにも、できるだけ利用を避けてもらいたい」と話す。
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