中井町にある「中井蓮池の里」でハスの花が見ごろを迎えた。大小7つの池に茂る葉の間から、濃淡のピンクと白い花が清らかな姿を見せている。連休中の24日、小雨が降るなかに家族連れや写真愛好者などが訪れ、観賞を楽しんだ。
花の写真を撮るのが趣味という秦野市在住の女性は「先週、下見に来たときにあった蕾がみごとに咲いてくれました。遠出ができないご時世なので、この後は小田原にも足を延ばしてハスのはしごをします」と笑顔。
蓮池の里は、近所に住む小嶋辰雄さんが20年ほど前に休耕田を借りてハスの株を植えたのが始まり。池の周囲のあぜ道や休憩所も整備し、地域の人たちが管理に協力している。
例年6月下旬ごろから開花し、約1000株が次々と咲く。池の柵がないので花に接近して撮影したり、香りを嗅いだりすることができる。絶好の撮影スポットとして、遠方から来る人やシーズン中何度も足を運ぶ熱心なカメラマンも多い。
8月半ばごろまでがピークの模様。ハスの花は早朝に開き、昼近くに閉じてくるので、観賞は午前中の早いうちがおすすめ。場所は中井町松本290の1(泰翁寺の向かい)。中井町のホームページに地図を掲載。
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