ふるさと納税に関する現況調査結果がまとまり、その概要が8月5日に総務省から発表された。2019年度の大磯町・二宮町・中井町は、いずれも受入額が前年度を下回ったが、受入件数で明暗が分かれた。=表
中井町は受入件数が4割近く増加したが、受入額は1割程度減少。大磯町もほぼ同じ結果となった。以前より少額の寄付が増えた影響とみられる。二宮町は受入件数、受入額ともに減少した。
年々右肩上がりを続けていたふるさと納税だが、19年6月から返礼率が高すぎたり地場産でない返礼品に対する規制が強化されたことから、19年度は全国的に利用が縮小した。一方で神奈川県は全体で約111億円と前年度(53億4400万円)から倍増。なかでも南足柄市が受入額約26億6600万円と県内で最も多くの寄付を集め、受入件数でも約10万7600件と最多だった。ビールや化粧品など市内に工場をもつ企業の商品やブランド牛など地場産の返礼品が人気を集めた。
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