受講者が多く、予約が取りにくいといわれる運転免許更新時の高齢者講習。各地の自動車教習所では、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために休止していた高齢者講習を再開した。受講者同士の間隔を空け、人数を制限するなどの「新しい生活様式」を講習に取り入れており、早めの受講予約が肝心だ。
大磯警察署交通課によると、「更新手続きまでに受講が間に合わず、免許を失効してしまいそうだ」といった相談は今までにないという。「半年前に通知が届いたら、すぐに講習の予約を入れておくことが無難。新型コロナの流行のぶり返しなど不測の事態にも備えておける」と話す。
今年6月末時点における県内の65歳以上のドライバーは約105万人で、運転免許保有者全体に占める割合は約19%。大磯署管内の免許保有者は4万人弱、そのうち高齢者は約1万1200人の28%で、県全体と比べて高齢者ドライバーの比率が高い。
また、県の運転免許センターでは、今年の8月は昨年の約2倍の混雑が予想されている。例年のお盆時期の来場者の増加に加え、コロナ禍で免許の有効期限の延長措置を受けた人が集中しているため。再延長して9月以降に来場するよう県警察では呼びかけている。県警ホームぺージで免許センターの混雑予測カレンダーを確認できる。
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