会議システムのZOOMを使い、二宮町議会の議員有志が意見交換の場を8月21日に設けた。同議会の報告会と意見交換会「シェアにのみや」をオンラインでも開催し、様々な立場の人々からより多くの意見を述べてもらえるようにしようと試験的に実施した。
前半の報告会では、町の新型コロナウイルス感染症対策とそれに関連する補正予算、7対6で否決した町三役の給与削減の審議内容などについて議員が説明した。
参加者20人以上を2つのグループに分けた意見交換会は、コロナ対策をおもなテーマに設定。「リモートワークが広がれば、二宮への移住者が増えるのでは。町の宣伝が必要だ」「ICT教育はタブレットを配るだけでなく、先生も含めてサポートする体制はできているか」「行政は最大のシンクタンクであるべき」などといった意見が寄せられた。
オンラインによる議会報告と意見交換会には子育て中の30代から70代までこれまで報告会に行ったことがないという人も含め、近隣の大磯町と中井町などの議員も参加した。主催した議員グループは「議会で正式に実施することが決定しているわけではない。オンラインが全てに代わるものではないが、忙しくて参加できない、会場まで足を運べない方が意見を伝えるためのツールのひとつとして有志7人で試みた。これまでと同様に対面でのシェアにのみやも開催していく」と話す。
有志議員は次のとおり。一石洋子・大沼英樹・小笠原陶子・露木佳代・根岸ゆき子・前田憲一郎・渡辺訓任(敬称略)
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