二宮町議会の議員有志が生涯学習センターラディアンで8月30日、町民との対話の場を設けた。9月議会を前に、新型コロナウイルス感染症対策など町政に関する意見や要望を聞こうと、露木佳代議員と根岸ゆき子議員、前田憲一郎議員が企画した。
町民23人が訪れ、「ラディアン内の椅子とテーブルが撤去され、休む場所がない。ソーシャルディスタンスを取って設置してほしい」「学区をフリーにしてはどうか」「議会がいつ開いているのか分からない」などと議員に話した。
3人の議員は8月中旬、新聞折り込みとポスティングで意見募集のチラシを町内に配布。電話とメール、SNSで寄せられた意見は紙にまとめ、対話の会場で展示した。小中一貫教育と学校再配置、コロナ禍での図書館、町有地活用、町職員の働き方などについて様々な意見が集まった。
その中には「事業者支援などのコロナ対策がどうなったか、成果と課題を町民に知らせるべき」「梅沢海岸のごみがひどい」「少人数学級でより行き届いた教育を目指してほしい」といった意見や、「学校のいろいろなことを自分たちで話し合って決めたい」と小学生の意見もあった。
発起人の露木議員は「町民の声を議会活動に生かしていく」と話す。
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