全国から300の自治体と団体が集まり、オンラインによる移住マッチングイベントが10月10日と11日に行われた。県内からは、ふるさと回帰支援センター・大磯と二宮町、山北町、小田原市、相模原市が参加。自治体職員や移住相談員が、移住を考える人たちの個別相談に応じ、住み心地や家探し、就労の場などについての質問に答えた。
コロナ禍での地方移住をテーマにした講演とセミナー、対談もあり、認定NPO法人ふるさと回帰支援センター=東京・有楽町=が主催した。
二宮町役場では、町職員と同町に越してきた町民、移住支援の情報サイト「結婚したら二宮に住もう!」の運営者がモニターの中の相談者に応対。都内や鎌倉などに住む20代から50代の人々から5件の相談を受けた。
「すごい田舎ではないけれど、静かで落ち着いた町の感じがいい」。横浜在住の女性は二宮町に関心を持った理由をそう説明した。「ゆったりとした町の雰囲気が、仕事のオンとオフの切り替えになるかもしれませんね」と町職員。先輩移住者らは「朝の電車に座って通勤できる」「自然が豊かな所で子どもを遊ばせ、のびのび育てたいと望んで移住して来る人の割合が多い」「その土地とのフィーリングを大事にして移住先を決めてはいかが」などと話した。
また、中井町は新型コロナウイルスの感染リスクを避けて気軽に安心して相談ができるよう、予約制でオンライン移住相談を開始した。
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