二宮町の東京大学果樹園跡地でキャンプイベントが10月31日と11月1日に行われ、町内と近隣市町から子どものいる家族やキャンプ愛好者など約140人が参加した。広場にテントを張り、焚き火を囲んでくつろいだり、野外料理を作ったりして一晩を過ごした。
31日は10月2度目の満月にあたり、観月会が同時開催された。平塚市博物館の学芸員が月や星について解説。町内アーティストのミニライブやきこり仕事の実演も行われた。「キャンプは寝ながら星を見られるのがいい」と小学生のグループ。小田原市から参加した保護者の女性は「外遊びが好きな子どもたちは大喜びです」と話した。
「地元でキャンプ」を主軸にしたイベントは、同跡地活用協議会イベント振興部会が主催した。跡地活用の可能性や定期的なイベント開催について考え、跡地のファンを増やしていこうと、昨年に続いて2回目の実施。
「新型コロナウイルスの影響で夏休みに出掛けられる場所がなかったせいか、募集開始3日で約100人の応募があった」と、共催した町民団体「あそびの庭」代表の渡辺優子さん。来年2月に旧暦の年越しキャンプを予定しているという。
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