二宮町議会の議員有志による議会報告会が10月31日、ラディアンホールで開かれた。善波宣雄議員・坂本孝也議員・松崎健議員・大沼英樹議員の4人が主催。町の課題に対する取り組みなどについて語り、約130人が集まった。河野太郎行政改革担当大臣からのメッセージも披露された。
町役場新庁舎計画にふれた大沼議員は、2度にわたる関連予算の否決や建設予定地が浸水ハザード区域にあること、町民ワークショップが当初予定の8回から4回に削減されたことなどを指摘。計画に疑問を呈した。
善波議員は、議会が県に要望した葛川整備などについて報告。「コロナ対策で本会議の時間が短くなり、本質的な議論がやりにくくなった」と話した。坂本議員は「葛川対策をしてラディアン裏に質素な庁舎を建てればよい」と考えを述べた。
質疑では参加者が「町民の財産である現庁舎とその完成時の公文書の管理がしっかりできていない」「町の分相応に考えたら、庁舎建設費20数億円は高い」「議員は町民の声をどのように集めているのか」などと発言。
主催者を代表して松崎議員は「説明責任を果たすために議会報告や意見交換の場を設けて議論を深め、議員の発信力を高めていきたい」と話した。
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