中井町の生産者が丹精込めて育てた野菜や果実、芋類、穀物、豆などを一堂に集めた農産物品評会が、農村環境改善センターで11月28日と29日に行われた。
キャベツや白菜、小松菜などの葉物野菜や根菜類、ミカン、柿、米をはじめ、こんにゃく芋やレモン、落花生など45品目303点の農産物が並んだ。県農業技術センターや農協の職員が、形状や色、病害虫の有無などの出来映えと生産技術を審査。金賞に選ばれた温州みかんは「実の揃いと着色が良く、果形が扁平で大津4号の特徴がよく見られる」と講評された。
熊沢さんトリプル賞
品評会に毎年出ているという熊沢久さんは、8品目の農産物を出品。神奈川県のブランド米で、米の食味ランキングで「特A」を獲得したことがある品種の「はるみ」を栽培し、金賞を受賞した。「粒の張りがとても良好」と高い評価を受けた。このほかにもしょうがで銀賞、ゆずで銅賞に選ばれ、トリプル受賞。スマートフォンで自作の農産物を撮影し、「今年も賞をいただけてありがたいことです」と笑顔で話した。
品評会には梅干しやジャム、らっきょう漬けなどの加工品も出品された。2日間の一般公開の後、29日午後に即売会があり、来場者が新鮮で品質の良い野菜や果物を買い求めた。
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