町と地元商業者ら31団体でつくる「大磯らしい潤いづくり協議会」(重田照夫会長)の会合が、12月14日に大磯プリンスホテルで開催された。
海や山などの自然、歴史と文化が感じられる落ち着いた街並みなど大磯の持つ観光資源の価値を高めながら、地域に活力や賑わいを生み出すことを目的に、今年7月に発足した同協議会。新型コロナの影響で会合の延期が続き、この日が構成員の初顔合わせとなった。
「食と美」で女性にPR
会議では、コロナ禍で疲弊する地元事業者や町経済の回復を目的とした町内消費喚起策、経済循環の形成に向けた計画案、協議会内に4つの委員会を立ち上げて検討していく来年度からの取り組みなどについて事務局が説明。このうち計画案では、当面のメインターゲット層を20代後半から30代後半の女性に設定し、「食と美」をキーワードに大磯の魅力をアピールしていくとした。アドバイザーとして参加した横浜商科大の野口和雄講師は「観光は女性や高齢者が活躍し、若者が挑戦できる分野。他の層をけん引するターゲット層に、いかに大磯をおしゃれに見せてアプローチできるかが重要」と助言した。構成員の意見を反映し計画を策定する。
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