園児にプレゼント
大磯町は12月、町の観光ノベルティとして作成したハンドタオルを、町内の幼稚園や保育園、こども園などの児童713人に配布して手洗い・うがいを呼びかけた。
新型コロナの収束を見据えて製作しイベントなどで配布する予定だったが、その機会がなく行き場を失っていた。配布時には、ハンドタオルを使ったマスクの作り方の説明書も添えた。町の観光キャラクター・いそべぇなどが描かれたタオルの一足早いクリスマスプレゼントに、たかとり幼稚園では園児らが「いそべぇだ」と大喜び。仲手川千景園長は「毎日使うものなので、ありがたい。子どもたちも好きな絵柄のものなら忘れずに、ちゃんと持ってきてくれるでしょう」と笑顔で話した。
伝統の降誕劇発表
二宮めぐみ幼稚園でイエス・キリストの降誕劇「クリスマス・ページェント」の発表会が12月16日と17日に行われた。年長園児がマリアとヨゼフ、天使、羊飼い、東方の三博士などに扮し、キリスト誕生の物語を歌とせりふで披露した。年中組の子どもも羊役で登場し、劇を創り上げた。
同幼稚園のクリスマスを祝う伝統行事。年少から年長までの子どもが一堂に会し、大勢の保護者の前で盛大に発表するのが恒例だった。今年は感染症対策を講じて、年長児のみクラス毎に上演。保護者の見学を各家庭1人に限り、園児はマスクをして大きな声を張らないように合唱した。原道子園長は「子どもたちにたくさんの思い出を作ってほしい」と話した。
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