神奈川県企業庁が主催する「令和2年度水道に関する作品コンクール」のポスターの部(応募数349点)で、二宮町立一色小学校6年生の生井雫さんが県教育長賞を受賞した。
「応募したことに結果が出て、とてもうれしいです」。17日間と、いつもよりずっと短かった昨年の夏休み。生井さんは、任意の課題として学校から紹介された水道コンクールのポスター制作に取り組んだ。
様々な案の中から、ポスターで最も伝えたい事柄を図案にまとめた。水道の蛇口から出る飲み水が山から流れてくることを描き、水の大切さを訴えた。背景の山で自然を表現しようと、色の塗り方に苦心したという。山登りが好きで、渓流や南足柄市の「夕日の滝」などの水源に触れた体験も創作のベースになった。
今年度、学校は6月に再開した。「初めは学校を代表する最上級生としての意識を持てませんでしたが、仲間と支え合い、いいクラスになれてよかった」と生井さんは話す。4年生と5年生のときに防火ポスターや下水道ポスターのコンクールで入賞し、受賞は今回で4回目。「やりたいことや苦手なことにもチャレンジしていきたいです」と瞳を輝かせる。
生井さんの作品を含むポスター・作文・写真の各部入賞作品は寒川町にある水道記念館で6月中旬まで展示。詳細は同館ホームページ。【URL】http://www.kappy.jp/
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