例年年末から2月にかけて爆発的な感染力をみせるインフルエンザの患者報告数が今シーズンは激減し、1月中旬になっても流行開始の目安となる「定点医療機関当たりの患者報告数1人」を超えていないことがわかった。新型コロナウイルス感染症の流行を受け、マスク着用や消毒などの感染予防策がとられたことが影響したとみられる。
昨シーズンとの同時期を抽出して比較すると、県全体で3万人を超えていた患者報告数が今シーズンは26人と約1300分の1に減少。大磯・二宮・中井の3町を管轄する各保健所では、同期間の罹患者報告は出ていなかった。=表
県衛生研究所では、引き続きインフルエンザの本格的な流行に備え、手洗いや咳エチケットの徹底、ワクチン接種などの感染予防対策の実施を呼びかけている。
なお1月18日時点の新型コロナ感染者数(退院済みなどを含む累計)は大磯町74人、二宮町36人、中井町15人となっている。
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