明日1月23日は、大磯の地で最期を迎えた明治時代の教育家・新島襄の命日。国道1号沿いにある新島襄終焉之地碑では例年、学校法人同志社の主催で故人の遺徳を偲ぶ碑前祭が開催され、同大卒業生や大磯町民らが黙とうや献花などを捧げていたが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、早々に中止が発表されていた。同志社の八田英二総長は碑前祭中止の発表に際し「今年は碑前祭を開催することは叶わないが、当日は各自が自宅や教会、学校などから新島の志を共有するとともに、新型コロナの一日も早い終息を共に祈念したい」と語った。
病に倒れた新島は1889年12月から大磯にあった百足屋(むかでや)旅館の別館・愛松園で療養していたが、翌月23日に他界。終焉之地碑は、1940年に新島の門下生らにより旧百足屋の敷地内に建てられた。
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