大磯町と二宮町で4月から野生のサルの目撃情報が相次ぎ、各町は町の防災行政無線やホームページなどで注意を呼びかけている。
4月7日に二宮町の二宮と山西地区で最初の目撃情報が町に寄せられて以来、5月24日までに大磯町の西小磯と東小磯、国府新宿、国府本郷、大磯、高麗の各地区をはじめ、大磯駅や二宮駅の周辺でも目撃された。大磯町環境課は「同一個体だとすれば小田原・二宮・大磯を往来していることになる。今のところサルに襲われるなどの人身被害は報告されていないが、『庭木の夏みかんを食べられた』などの情報も入っている」という。
鳥獣保護管理法により野生のサルをむやみに捕獲することはできず、また捕獲したとしても元の生息地がわからなければ放す場所も問題になる。同課は「出会ったら、エサをやらない、近づかない、目を見つめない、からかわない、大声を出さないことを心がけて、できるだけ構わずにその場から静かに離れてください」と注意を促す。
大磯・二宮周辺でのサルの目撃情報は、数年ごとに発生している。
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