65歳以上を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種が進むなか、大磯町では医師免許を保有する中崎久雄町長が6月2日の集団接種会場に問診担当のスタッフとして参加した。
中崎町長は2010年に町長に就任する以前は東海大学大磯病院長などを歴任し、医師として40年のキャリアを持つ。この日は集団接種に必要な数の医師が確保できなかったことから、町長自ら問診を担当した。今後も同様のケースが発生した場合には、協力していく意向という。なお町長自身は5月26日に、集団接種に従事する看護師らと共にワクチンを接種している。
集団接種日増設へ
同町で6月6日までに1回目の接種を終えた人数は約2300人(集団1800人・個別500人)で、65歳以上の対象者(約1万1500人)の2割。約7割にあたる7800人が予約を済ませているが、このうち1800人ほどが7月末までに2回目の接種を完了できない状況だ。町は7月から集団接種日を増設して対応する方針で、国の掲げる「7月末までの接種完了」達成を目指し調整を進めている。
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