学校連携観戦チケットを利用した東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の観戦について、二宮町は児童・生徒の安全を守る観点から中止することを6月21日に発表した。神奈川県における「まん延防止等重点措置」の再延長を受けて決定した。
町教育委員会によると、横浜市内で行われるサッカーと野球、ソフトボールの3種目計300枚のチケットを確保。町立小中学校5校の児童・生徒の家庭からこれを上回る観戦希望の応募があり、「行かせてあげたいと、ぎりぎりまで判断に迷った」という。
次世代を担う子どもたちに観戦機会を提供するため、大会組織委員会は県を通じて低料金で学校連携観戦チケットを割り当てている。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、学校観戦を取りやめる自治体が相次ぐ。
県内では中井町が6月上旬、他市町村に先駆けて辞退を決めた。県教育委員会のまとめによると、23日時点で33市町村のうち16市町が中止を決定。一方、海老名市や藤沢市などは学校観戦を予定。大磯町は当初から予定していなかった。
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