「第26回にのみや観光フォトコンテスト」の入賞作品が決まり、写真部門の最高賞にあたる推薦に内山昌俊さん=人物風土記で紹介=の作品「海霧燃え立つ浜辺」が選ばれた。審査委員長を務めた写真家の山口高志さんは「強い西風の吹く日没間際の梅沢海岸らしさを無駄のない的確な画面構成で情感豊かに表現している。光る海岸線、視線を集める釣り人の配置、箱根二子山の肩に没せんとする夕日。実にバランスが良い上に、潮風の冷たさを画面から感じる」と講評した。
同フォトコンは二宮町観光協会が主催。地元の風景や人と自然とのふれあい、行事、文化財などを題材に、同町の魅力を伝える写真を募集した。今回は写真部門に応募者41人から207点が寄せられ、インスタグラム部門には91人467点の投稿があった。
写真部門で、菜の花が咲く吾妻山山頂から海霧を写した近藤俊夫さんの「海霧の朝」、桜を主役に巧みな画面構成で吾妻山からの風景をとらえた佐藤美栄子さんの「咲き誇る」が特選に入った。同じく特選を受賞した野川礼一さんは「真夏の夜明け」と題して朝日と西湘バイパスをドラマチックに撮った。
インスタグラム部門では、吾妻山公園の芝生広場で公園を管理するボランティアと幼子の心なごむ情景を写したcoyuru3103さんの作品が推薦に選ばれた。このほか、川勾神社の絵馬や等覚院の白藤など写した作品が入賞した。
町民センター1階で写真部門の推薦作品と特選作品合わせて4点を展示している。両部門の入賞作品17点は二宮町観光協会ホームページで見ることができる。【URL】https://shonan-ninomiya-kankou.com/
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|