大磯町立国府中学校の吹奏楽部(部員29人・清水智香顧問)が、8月11日に神奈川県民ホールで行われた県吹奏楽コンクールの中学校B部門(小規模編成)で金賞を受賞し、9月18日(土)に茨城県で開催される東関東大会へ出場する。同校の東関東大会出場は4年ぶり。
無観客で開かれた県大会。国府中吹奏楽部は「勢いのある曲調が、今の吹奏楽部に合っている」と部員の投票で選んだ、片岡寛晶作曲「バルバレスク」を演奏。パートごとに小さなミスも見受けられたものの見事、金賞を受賞して県代表に選出された。
コロナ禍で練習制限も
大舞台にむけてこれまで以上に練習に励みたいところだが、コロナ禍の感染対策で制限もある。日々の練習はパートごとに限られ、全体で合奏できるのは体育館を使用できる土曜か日曜の週1日。練習時間も1日90分までと決められている。笠井いおり部長(3年・サックス)は、そうした状況の中でも部員たちが貴重な時間を活かそうと迅速に準備を整え、集中して練習に臨んでいることを感じているという。東関東にむけて「もっと音に厚みをつけて、曲がなめらかになる部分で情景が浮かぶような演奏にしたい。カッコ良く、聞く人の印象に残る演奏ができるよう、部員全員でベストを尽くします」と抱負を語った。
清水顧問は「コロナ禍で十分な練習時間がとれない中、3年生が中心となって、よくまとめてくれている。東関東ではこれまでの練習の成果を最大限に発揮してほしい」とエールを送る。
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