大磯町の鴫立庵で10月11日、講演会「能楽堂への道案内」が開かれ、能楽師の佐々木多門さんが能の歴史や楽しみ方などについて解説した。
佐々木さんは能楽シテ方喜多流、重要無形文化財総合認定。祖父が岩手県平泉にある中尊寺の僧侶で、鴫立庵とは西行法師ゆかりの地という共通点がある。講演で能の精神性や能面・装束の解説、西行ゆかりの謡などを披露した佐々木さんは「観賞前にあらすじなどを少し調べておくだけで、能は一気に楽しめるようになる。ぜひ能楽堂にも足を運んで」と参加者に語りかけた。この日は満席。県外からもファンが訪れ「わかりやすい解説で能を観に行きたくなった」と感想を話した。同じ内容の講演が、11月24日(水)にも催される。午前・午後の各回定員15人。3500円(入庵料込み)。予約は伊藤さん【携帯電話】090・2025・0183へ。
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