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鶏解体で「食の裏側」考える ワークショップに30人

教育

掲載号:2022年1月28日号

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鶏の羽抜き作業を行う参加者
鶏の羽抜き作業を行う参加者

 SDGsの考えが広がる中、鶏の解体体験を通して「食の裏側」について考えるワークショップ「普段食べているチキン、それってどうやってできているの?」が、1月23日に大磯町西小磯の養鶏場で開かれた。NPO法人MOTTAIと、二宮町に店舗を持つ養鶏場コッコパラダイスの共催。狩猟免許を持つスタッフを含め、町内外から約30人が参加した。

 MOTTAI代表の菅田悠介さん(26)は、生き物が食べ物になるまでの過程を知ることでフードロスなどの食糧問題に目を向けるきっかけにしてもらおうと、慶應大在学中の2016年から同様のワークショップを開いてきた。2020年にNPO法人化し、小田原市内で古民家シェアハウスの運営や農家と消費者をつなぐマッチングサービスの運営なども行っている。コロナ禍でワークショップを開催できるタイミングを見計らっていたところ、昨年夏に大磯へ養鶏場を移転したコッコパラダイスの末永郁さん(40)と知り合い、意気投合したことで今回のワークショップが実現。SNSなどを通じて参加を呼びかけると、30代を中心に都内などからも応募があった。

瞬間を意識

 当日は感染症対策を徹底し、本来は解体から食べるまでが1セットのところを各自で肉を持ち帰る方法に替えて実施。クイズを通して鶏の生態や市場状況について理解を深めた後、菅田さんが実際に鶏の首をひねり、解体して見せて「躊躇するのが一番かわいそうなこと。痛みを感じさせる前にすばやくやるのがコツ」と解説した。参加者も解体に挑戦し、4歳と2歳の子どもと参加した30代の母親は「動物愛護や食糧問題に興味があり、実際に肌で感じたいと参加した。子どもたちにはまだわからないと思うが、大人になった時に思い出して判断材料にしてくれれば」と思いを語った。「自分の中で生き物から食べ物に変わった瞬間を意識してほしい」と話す菅田さんに、おっかなびっくり解体に挑戦した50代の女性グループは「思い切って首を落とした瞬間から肉になった」などとそれぞれの感覚を確かめていた。主催者は「今後も定期的に開催し、食育や企業研修なども受け入れていきたい」と話している。

左から末永さん、菅田さん
左から末永さん、菅田さん

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