新型コロナウイルスワクチンの3回目集団接種を2月5日から開始する中井町は、1月25日に農村環境改善センターでリハーサルを実施した。受け付けや誘導係などのスタッフ、看護師、町職員ら約30人と、接種者役として町民約20人が参加。会場設営の手順と所要時間、受け付けから問診、接種、経過観察までの流れと対応などを確認した。問診・接種ブースは2レーン設けられ、杉山祐一町長も立ち合った。
1・2回目の集団接種では、同町を含む足柄上郡5町が共同で大井町と開成町にメイン会場を設置。中井町は町内から会場へ無料シャトルバスを走らせた。町単独で集団接種を行うのは今回が初めてとなる。
「移動手段に困る高齢者など町民の利便性を考慮し、近くで集団接種を受けられるよう、地元医療機関などの協力を得て町内に会場を構えた。スムーズに3回目の追加接種を進めていきたい」と町健康課は話す。
65歳以上は予約不要
町は、昨年6月に2回目の接種が済んだ高齢者を中心に、接種券一体型予診票を1月19日に郵送した。65歳以上には接種日時と場所をあらかじめ指定して通知することで、予約の手間を省けるようにした。指定日に都合がつかない場合と接種を希望しない人は、コールセンターかインターネットで予約の変更・取り消しをする。
昨年7月に2回目接種を完了した対象者へ2月上旬以降から順次、接種券が発送される。接種時期は3月以降。昨年8月の完了者には3月上旬以降発送、4月以降接種となる予定。町内の医療機関での個別接種は2月1日から始まっている。
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