大磯町で「町長選挙と町議会議員選挙の同時実施を求める会」(関威國会長)が、11月に予定されている町長選と同日に町議選を実施するための署名運動を行っている。
同町では町長と町議の任期満了日に約7カ月のずれがあることから、同会は「町議会に自主解散を求めて町長選と同日に町議選を実施することで、選挙費用の削減、投票率の向上、削減分を青少年の健全育成などに活用することを目指す」としている。関連する動きとしては昨年の9月議会に同日選挙を求める陳情が2件提出され、付託先の総務建設常任委員会で採択。議会は10・11月の全員協議会で協議して「現時点では議会として解散の考えはない。解散の要件等が整うなど状況が変わった時には改めて協議する」と結論付けた。こうした動きを受けて発足した同会は今年5月1日から署名運動を開始、メンバーが各地区を巡って署名に協力を呼びかけた。関会長は「6月13日時点で3167筆の署名が集まっている。7月末まで運動を続けて、9月議会に提出する請願に添えたい。2015年に埼玉県毛呂山町で、同日選挙を望む陳情を受けて議会が自主解散した事例もある。同日選挙実現にむけて一歩踏み出すため、署名にご協力を」と語った。問い合わせは尾白さん(【メール】yoshitaka.ojiro@gmail.com)へ。
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