二宮町立一色小学校の3年生33人が7月12日、同校の裏山「友情の山」の一角にカブトムシが生息できる小屋などを設置して「カブトムシランド」と名付けた。
同校ではコミュニティスクールの一員である筧和憲さんからカブトムシを譲り受けて、児童がカブトムシ相撲大会をしたり、教室で飼育していた。今年は児童たちの発案で、地域住民の協力の下「友情の山カブトムシ未来プロジェクト」が始動。総合学習の時間を活用してカブトムシの住みかづくりに取り組んだ。
児童たちは事前に筧さんから、カブトムシの育て方についてレクチャーを受け、実際に山へ入ってカブトムシが生息できる環境を調査した。腐葉土づくり、小屋作り、看板製作の班に分かれて作業を進め、これまで校内で飼育していたカブトムシを山に放した。
3年1組の担任の星崎啓介教諭は「地域のつながりの中で、児童たちが主体的に学べる良い機会になった」と話し、参加した児童は「頑張って作ったから、カブトムシも喜んでくれるといいな」と期待している。
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