陶芸や木工、ガラスなどの作家が大磯町内の店舗や歴史的建築物で手作りのうつわを展示・販売する「大磯うつわの日」が、10月26日(金)から28日(日)まで開催される。
8回目を数える今年は「もてなしのうつわ」がテーマ。町内のギャラリーや工房をはじめ、古民家、カフェ、商店、観光スポットでもある鴫立庵や島崎藤村旧宅など52カ所が会場となる。
鴫立庵では花と陶磁・木工の空間演出、フラワーアーティストによるプチ花教室、点茶など。島崎藤村旧宅では、染付と漆芸の器に季節の草木花を添えてもてなす。また他の会場で陶芸のワークショップやライブなども行われる。
作家らが実行委員会を設けて企画・運営しているこのイベント。2011年の5会場から始まり、今年初めて50会場を超えるなど、年々盛り上がりを見せている。実行委員長の岡村友太郎さん(陶芸家)は「大磯歩きを楽しみながらお気に入りのうつわを見つけて、毎日の生活を豊かなものにしてもらえれば」と話している。
「食べられるうつわ」も
参加会場の一つ「Cafe&Catering WiLLD」では、大磯在住の現代美術作家・石塚沙矢香さんとコラボした「食べられるアートビュッフェ」を10月27日・28日・11月3日に開催。
食をテーマにしたアートを多数発表している石塚さんが考えたデザイン案を、同店の山本奈津子さんがオーガニックの食材などを用いた料理で再現。「面白くて、おいしい」食べられるうつわや絵画にした。要予約。予約は(【URL】http://willd.jp/oisoutsuwa2018/)から。
大磯うつわの日のイベント詳細はホームページ(【URL】https://oiso-utsuwa.jimdo.com/)で確認を。会期中、JR大磯駅前の地場屋ほっこりにインフォメーションブースも設置される。
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