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硬式野球二宮大磯リトル 4年ぶり関東へ 「一球同心」で優勝めざす

スポーツ

公開:2018年11月2日

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二宮大磯リトルの選手たち
二宮大磯リトルの選手たち

 硬式野球チーム「二宮大磯リトルリーグ」のメジャーチーム(小学5〜6年)が、県連盟主催の秋季大会で準優勝を果たし、11月10日(土)・11日(日)に埼玉県で開催される関東大会へ4年ぶりの出場を決めた。

 10月7日から21日にかけて開催された県秋季大会には14チームが出場。上位2チームに与えられる関東出場の切符をかけて熱戦を繰り広げた。

 昨年の同大会で3位となり、関東を目前で逃した二宮大磯リトル。それだけに今大会は「一球同心」の全員野球を胸に、必勝を期して臨んだ大会だった。

 準決勝では優勝候補の一角・平塚リトルと対戦。先制点を許したものの、キャプテンの安藤志成君(大磯小6年)が3塁打を放って同点に追いつき、試合の流れを引き戻した。その後は互いに好守備が続き、同点のまま最終回へ。好打で2点を奪い、エースの鈴木真心君(秦野北小6年)がキレのあるストレートを武器に敵打線を抑えて3対1で勝ち越した。続く決勝戦では、全国出場経験もある強豪・瀬谷リトルを相手に点を奪い合う打撃戦が続くなか、集中力が途切れた隙を突かれ6対10で敗れた。

悲願の関東出場

 優勝こそ逃したが、緊張から5点差をつけられる苦しい展開で始まった初戦を落ち着いて戦い逆転するなど「選手たちの成長ぶりの一端が見られた」(山口彰監督)という同大会。ファインプレーをみせて守備からチームを盛り立てたサード・堀颯士郎君(国府小5年)などの活躍もあった。山口監督は「関東の壁は高いが、県大会同様にチームワークと粘り強さを生かして全力で戦ってほしい」と激励する。

 この秋から新メンバーとなったばかりの同チーム。新たにキャプテンを務める安藤君は「新チーム最初の大会としては良い滑り出し。みんなの自信にもつながったと思う」と振り返り「関東大会でも最後まであきらめず粘り勝つチームの持ち味を生かしながら、一球にこだわり、攻めの気持ちを持って優勝を狙っていく」と意気込みを語った。

 同チームでは選手を募集中。問い合わせは事務局長の貝戸さん【携帯電話】090・3236・2048。

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