大磯・二宮・中井版
最新号:2020年5月 1日号

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着物を洋服にリメイクし、初の作品展を開いた
森 喜久枝さん
小田原市在住 70歳
5月17日号

着物の魅力を洋服で再現

 ○…大島紬や銘仙、絽の着物から仕立てたワンピース、チュニック、コートなどを発表する「古布のころも服展」を大磯駅前にある湘南ギャラリーえんで4月に開催した。5日間の会期中、一時は入場制限をかけるほど盛況を博した。「思い入れがあるけれど、箪笥に眠ったまま。着なくなった着物を洋服に作り変えて再び袖を通すことができるのは嬉しい」と話す。足を運んだ大勢の女性もそう共感してくれたようだ。

 ○…着物のリメイクを始めたのは約20年前。友人から「食事会に着て行く洋服を着物で作って」と頼まれた。反物の幅は一定の約35cm。洋裁のキャリアはあったが、着物地で洋服を作る術がなかったため、本で勉強した。軽くて体になじみ、着心地も良くおしゃれ。作品は評判を呼び、自作の服を着て外出すると知らない人から「その服はどこにあるの」と幾度もたずねられた。

 ○…富山県出身。専門学校で洋裁を学び、結婚して都内へ。アパレル業が盛んな下町に暮らし、子どもの服を手作りした。近所にはメリヤス工場などが多く、「ニットの裁ちくずをもらってドアノブカバーを作り、幼稚園のバザーで売りました」と思い出を語る。転勤族だった夫の仕事の都合で平塚市や藤沢市などへ引っ越しを10回位重ねながら、洋裁の仕事をしてきた。大手総合スーパーの衣料品のサンプル製作にも携わった。

 ○…「洋裁をしているときが楽しいの」。奥ゆかしく、凛とした佇まいが印象的。テニスやマラソンで鍛えたアクティブな面も持つ。婦人子供服製造一級技能士。小田原市内の公民館で洋裁教室を開いている。今回の初の作品展は「古希を迎えた自分へのプレゼント」。反響という何よりの贈り物に一番驚いて感激したのは本人かもしれない。




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