かまぼこの里に特設給水所 水を求め県外からも
鈴廣かまぼこ株式会社(鈴木博晶代表取締役)の鈴廣かまぼこの里(市内風祭245)内に先月24日から31日の8日間、特設給水所が設置された。
これは東日本大震災を受け、水の入手が困難になった人のために急きょ企画されたもの。同社のかまぼこづくりをはじめ、レストランやビールなどで使用されている塩素消毒された地下水が無料で提供された。
テレビや新聞などで報道されたこともあり、東京都や埼玉県など県外からも、水を求め多くの人が訪れ、当初24日から26日までの3日間の予定を31日まで設置期間を延長した。
同社では救援物資としてオリジナルブランド『箱根百年水』約250ケース(2リットル×1,500本)を被災地を中心に提供。「水のない現状で困っている方に、少しでも役に立てれば嬉しい」と同社広報担当は語った。なお、かまぼこの里内の各店舗は営業中。今後の特設給水所の設置は未定となっている。
問合せは同社【URL】http://www.kamaboko.comまたは、【電話】0465(24)6278広報販促課まで。