地元劇団、記念舞台に立つ 湘南・西湘地区合同公演『八月のシャハラザード』
小田原を拠点とする劇団『こゆるぎ座』と『螺旋階段』が、今年1月にオープンした神奈川芸術劇場(横浜市中区山下町/愛称KAAT)のオープニング記念として『神奈川演劇連盟』の合同公演の舞台に立つ。
湘南の劇団や、地元の複数の劇団と協力して『八月のシャハラザード』を公演する。公演日は22日(金)(18時〜)、23日(土)(14時〜/18時半〜)、24日(日)(14時〜)。アマチュア劇団などの参加が多く、西湘高校演劇部も参加している。
演出を務めるのは『螺旋階段』の緑慎一郎さん(関連記事に人物風土記)。舞台や客席まで作りこんでおり、昨年から綿密に打合せや練習を重ねてきた。「死んでしまった主人公が声も伝わらない彼女にどうやって愛を伝えるか。そこを気にしていると感情移入しやすい。愛の形を伝えたい。また『東日本大震災』があったので、公演で勇気・希望・夢などを与えられれば」と緑さんは語る。
同劇場は作品や演出に合わせてレイアウトを変更することができ、ホールは最大1300人収容可能、合同公演は5月8日(日)まで。チケット取扱は伊勢治書店本店、平井書店、チケットかながわ【電話】045(662)8866。
問合せ【携帯電話】080・5659・2757同連盟まで。