小田原市は今年度も住宅用太陽光発電システムの設置に補助金を支給する。4月1日から応募を受け付けている。
昨年度に引き続き、先着順の受付。今年度は133件に件数を拡大している。昨年度は100件の応募枠に対して、5月中旬には定員に達してキャンセル待ちの状態となった。4月5日現在の応募件数は42件。窓口の市環境政策課は「昨年より申込のペースが早い」と話す。
補助金額は小田原市が1kWあたり1万3千円(上限4万5千円)で、神奈川県の補助が1kWあたり1万5千円(上限5万2千円)。いずれも千円未満の端数は切り捨て。昨年度に比べて1kWあたりの補助金額は、市が7千円減、県が5千円減となっている。市の補助金の予算規模は昨年度と同額の600万円。同課は「太陽光発電パネルの普及が進み単価が下がっているので補助金も減額となった。その分、件数を拡大した」と話している。
応募資格は、自ら居住する小田原市内の住宅にシステムを設置する個人で平成23年4月1日〜平成24年3月15日に電力会社と太陽光発電設備の系統連系に伴う電力受給に関する契約を締結することができる人。
なお、国の補助金は1kWあたり4万8千円で、実施される見込み。4月中旬頃から募集が始まる予定。
補助対象のシステムなど問い合わせは市環境政策課【電話】0465(33)1472まで。
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