寄稿 私たちの元気が被災地復興に繋がる 衆議院議員 神山 洋介
テレビに映らない被災地の現実
「被災地の両親にどうにか連絡をとれないか(秦野)」、「病院まで計画停電で生死に関わる(小田原)」…。膨大なお問い合わせに、連日対応を続けつつ、大震災から9日目、私は現地に入りました。数百のご遺体があがったと報道された仙台市若林区、浜から内陸へ3キロ、見渡す限りのガレキ、遠くから見えるガラスの無くなった4階建ての小学校、田んぼには海水が入った状態で、中にはまだご遺体が多数。「死」と「悲しみ」、遺体捜索にある現実を目にし、多くの人命を飲み込んだ海に向かって合掌しました。
無数のご協力に感謝
「私たちになにかできることはないか」。小学生がお小遣いを募金箱に入れに来てくれた姿が目に焼きついています。箱根・湯河原の温泉街等から寄せられた被災者受け入れの申出、中古車の寄付(南足柄)、全域から食糧・物資の提供、多額の義捐金、節電等へのご協力。無数のご協力に心より感謝申し上げます。
私たちの元気が被災地復興に繋がる
ここ県西部への影響も甚大です。電車が動かず生活ができない、計画停電で商売ができない、観光客が8割以上キャンセルになった、資材不足で住宅建設がストップ…。次々に地域から寄せられる悲鳴を受け、状況の改善・緩和のために走り回ってきました。4月に入ってからは、国会でも地域でも、過度な自粛マインドを改めることに力点を置き、復興に向けた国会での膨大な立案作業に従事しています。被災地支援・復興を継続するために、被災地外がいつも以上に元気であることが必要。私たちの「いつもどおりの生活」を早期に回復させ、国難にあるわが国・被災地の復興に全力を傾注していきます。
神山 洋介
小田原市栄町3-8-11井上ビル1階
TEL:0465-21-0120
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