小田原の梅干 被災地へ チャリティコンサートに800人
ダイナシティで9日、「東日本大震災復興支援小田原チャリティコンサートとどけ!元気、笑顔、音楽の輪」が開催された。このステージは、小田原城ミュージックストリート実行委員会と小田原市大型店連絡協議会が主催。フォーク、ポップスなど4つのバンドが出演し、会場には約800人が詰め掛けた。
ダウン症児を育てる親の会「ひよこの会」の呼びかけで約14万円の募金が集まり、そのお金で小田原産の梅干を購入。加藤憲一小田原市長によって、その日中に、福島県相馬市と南相馬市に届けられた。「我々のプライドでもある十郎梅を、直接被災地に届けられて嬉しい」と、小田原十郎梅ブランド向上協議会の高梨桂治さんは話していた。
ダイナシティでは先月18日から義援金ボックスを設置。3月末までに約78万円が集まった。義援金は日本赤十字社を通し、被災地に送られる。
中河原の梅農家も提供
また、中河原の梅農家の有志7人が先月31日、梅干
38kgを被災者支援のために提供した。小田原ライオンズクラブの松下民雄会長が受け取り、同クラブの支援物資とともに4月2日、福島県猪苗代湖に届けられた。食事を作るのに大変喜ばれたいう。