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小田原

閉校を利用した展示イベント「片浦中学校であそぼう」を企画した

高橋 絢子さん

片浦中出身 
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一筋の光に向かってまっすぐに

 ○…閉校した片浦中にスポットライトを当てるため、単身立ち上がった。強い愛着があった訳でもなく、卒業後は一度も足を運んでいなかった。それでも久しぶりに前にした母校に、温かみを感じたという。「ここはまだ生きている」。このまま放っておきたくないと作家である自分に出来る事として、展示イベントを企画。昨年8月からワークショップを行うなど準備を進めてきた。当初は3月の開催予定が震災の影響で一時中止に。それでも「地元の皆さんが後押ししてくれた。色んな人に何かを感じ取ってほしい」と今回の開催に期待に満ちた表情で話す。

 ○…陶芸家の父に連れられ、4歳のときに一家で根府川に移り住んだ。絵を描くことと、動物と触れ合うこと。興味のベクトルはこの頃培われ、今も自らの作風に表れている。「生きることに純粋な動物に惹かれた」反面「人間付き合いが苦手」。特に学校での集団生活が肌に合わず、思春期は無気力な状態が続いた。その中で一筋の光のように残ったのが、絵を描くこと。美大へ進学してからは、技術を徹底的に叩きこんだ。同じ志と異なる価値観に触れた事で視野も広がり、自分の進む道が見えてきたという。一時就職もしたが「中途半端じゃいけない」と決意。バイトの傍ら創作活動により多くの時間を割くようになっていった。

 ○…ガラスや陶器などの立体に、猫などお気に入りの題材をカラフルに描くことが自分流。相模湾が目の前に広がる早川のアトリエが活動拠点だ。平日はアトリエ、週末はご主人の待つ横浜の自宅へと往復する日々を送る。忙しい中でも「オンとオフをうまく使い分けられる」と充実ぶりを覗かせる。とはいえ、イベント準備に追われる今は「フラストレーションが溜まっているかも」とか。落ち着いたらアトリエに籠るつもりだ。「特定の人に限らず皆が、ほんの少し幸せになれるようなモノをつくりたい」そう柔らかく笑った。
 

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