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食のレポート 人気店支える「縁の下の力持ち」 魚の卸業者『(株)夕まづめ』の石井さん
新鮮な食材、活きのいい魚が、店を活気づかせるのはどの店舗でも同じ。卸業者の「目利き」が、飲食店の人気を、信用を支えている。市内の繁盛店にもそんな「縁の下の力持ち」が居る。
(株)ドリームサークルは、小田原駅前の人気店『RYO』をはじめ、市内に海鮮料理中心の店舗を展開している。同社の「魚へのこだわり」を叶えているのが、卸業者の『(株)夕まづめ』。「夕まづめ」は、ドリームサークルの仕入れ事業部にいた石井旬氏が「美味しい魚を味わってほしいので妥協したくない」との想いから立ち上げた会社。現在は自ら代表を務めている。
新鮮な魚を届けるために
生まれも育ちも小田原の石井さんだが、かつて都内の料亭に勤めた経験を持つ。小田原の新鮮な魚に慣れ親しんで育った石井さんがそのときに感じたのは「なぜこんな魚を扱っているんだろう」という疑問だった。「いつか都内にも小田原の魚を―」そんな想いを常に抱き続けている。
「夕まづめ」とは釣り用語で、日没から暗くなるまでの時間を指す。魚が活発に動き、良く釣れる時間帯だという。「活きのいい新鮮な魚が手に入るように」という石井さんの願いが込められている。
現在は午前3時半に起床、4時半には市場に出る。競りの後は配達に回り、午後からはドリームサークルの系列店である『あっぱれ』『べたなぎ』に出勤することも。卸した魚の現場を知るため、自ら店に出向くのだという。料理長と共にメニューの開発にも参加する。「お客さんの喜ぶ顔が浮かぶ。美味しい魚を食べてほしい一心でやってきた」と話す。新鮮な魚を届けるために、新たな企画も考え中だという。魚への徹底したこだわりこそが、繁盛店の今を支えている。
㈱夕まづめ
小田原市鴨宮25
TEL:0465-46-6008
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こどもタウンニュースけんせい4月18日 |
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