神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

前開成町長 露木氏衆院選へ 県知事選を経て、17区から国政目指す

公開:2011年6月18日

  • X
  • LINE
  • hatena
国政への決意を語る露木氏
国政への決意を語る露木氏

 前開成町長で、4月の神奈川県知事選挙に挑み次点で敗れた露木順一氏(55)が、衆議院神奈川県第17区(小田原市など3市8町)から無所属で出馬する意思を本紙の独占取材で明らかにした。露木氏が国政へ挑戦するのは15年ぶり。

―国政への転進を決めた時期ときっかけは?

 露木「県知事選では、人口や経済力で勝る横浜や川崎等と、自力で経済を再生することの難しい県西地域の格差をまざまざと感じた。この差を埋めていくには、強力な指導力を持つ国会議員が先頭に立ち、相模川以西の首長を取りまとめて意見を発信していかなくてはならない。それができるのは自分だと考え、選挙後の早い段階から”次は国政”と決断していた」

―進路を国政に定めた具体的な理由は?

 露木「現在の内閣不信任案を巡る一連のドタバタ劇や主義の一貫しない議員等の姿を見て、政治の劣化を感じた。また震災を通じて、実力者と呼ばれている政治家たちの限界が見えた。ここで”真の政治家”が出て、国政に新しい血が入っていかないと日本は沈没する」

―今後の動きは?

 露木「当面は各地で講演会を開いていく。後援会組織については前回出た衆院選から15年経ってしまっているので、拠点ごとに支持者の結集を図っていきたい」

 前回(2009年)の衆院選は、民主党の神山洋介氏、自民党の牧島かれん氏、無所属の井上義行氏(現みんなの党)、幸福実現党の中野淳子氏の新人4人が争い、神山氏が当選した。

 露木氏は開成町出身。小田原高、東京大学教育学部を卒業後、NHKに入社し報道局政治部記者として国会、自民党などを担当。96年に17区衆院選に出馬し、河野洋平氏に敗れる。98年に開成町長に初当選し、以後4期連続で無投票当選。4期目の任期中に県知事選に立候補し、黒岩祐治氏に敗れた。
 

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6

「清閑亭」飲食店で再出発

「清閑亭」飲食店で再出発

3月25日開業、「別邸料理」提供

3月23日

豊川が県2連覇

やまゆり杯バレーボール

豊川が県2連覇

全試合ストレート勝ち

3月23日

式典に富野由悠季さんら

小田原シネマ館

式典に富野由悠季さんら

『ガンダム』3部作上映も決定

3月16日

壁画作品を2枚制作

鴨宮中

壁画作品を2枚制作

地元芸術家とコラボも

3月16日

街中に映画館、再び

街中に映画館、再び

小田原シネマ館 3月20日開館

3月9日

間伐材の鉛筆を寄付

小田原市森林組合

間伐材の鉛筆を寄付

50周年で小学校に1万本

3月9日

あっとほーむデスク

  • 3月23日0:00更新

  • 3月16日0:00更新

  • 3月2日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook