地域差くっきり 待機児童 酒匂川を挟み、需要と供給のバランスが逆転
保育所への入所を希望しているが、定員に空きがないため入所できない「待機児童」。小田原市でも平成23年4月1日現在で、19人が待機児童となっている。平成21年度に40人だった待機児童は昨年度は15人に減少、今年度は微増した。
小田原市では保育所入所を希望する人が多い富水・栢山周辺、鴨宮や国府津などの川東地区で毎年定員を増やすものの、受け入れが追いついていない(上表)。逆に、小田原駅周辺や西側地区は定員に達していない保育所が目立ち、13施設中10施設が定員を割っている。「入所できる保育所があっても、家や職場から遠いと通所は困難。富水・栢山周辺や川東地区では住宅分譲が進み、商業施設など女性が働く職場が増えたことで、需要が増加してる」と市職員は話している。
定員不足の川東地区では平成24年3月で、酒匂のおおとり保育園の廃園が決まっている。独立行政法人国立印刷局の財務省共済組合が運営している同園は、職員の子どもの保育を目的として昭和33年に創立。近年、職員の子どもの割合が減少していることから、存続の見直しが行われた。廃園の決定に伴い、小田原市では運営主体を変えて存続できるよう、同法人、神奈川県、小田原保育士会と協議を進めている。
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