「障がいのあるなしなんて関係ない」 ゆとり塾、魂のステージ
小田原ゆとり塾(片山康子代表)の結成10周年を記念して先月24日、「創作手話&ハードボイスコンサート」が開催された。会場となった市生涯学習センターけやき大ホールには450人が詰めかけ、聴衆も一体となって盛り上がった。
障がいのあるなしに関わらず、音楽と手話とダンスを楽しむ今回の企画。小田原ゆとり塾のメンバーからなる手話パフォーマンス「伝心」をはじめ、県立平塚ろう学校和太鼓舞部「鼓舞子」による演奏なども行われた。踊っても叫んでも自由な雰囲気に、「子どもに障がいがあり、どこに行くにも周りの目が気になっていたけれど、気兼ねなく楽しめた」、「こんなにリラックスして楽しめたコンサートはかつてない」と喜ぶ姿も。「コンサートは大成功。来年も別のかたちでのステージを企画したい」と、片山さんは意気込みをみせている。
小田原ゆとり塾では、来年のステージに向け、現在シニアメンバー20人程度を募集している。希望者は9月25日(日)13時半からけやき第2会議室で行われる伝心の練習会の際に申込みを。問合せは【携帯電話】090(3689)9167片山さん。