久野っ子に金次郎像 設置に向け小学校・自治会が連携
市立久野小学校(二宮正隆校長)に郷土の偉人、二宮金次郎の像を贈ろうというプロジェクトがこのほど始動した。きっかけは今年1月、久野連合自治会(星野清治会長)の賀詞交歓会での提案。それを聞いた二宮校長と自治会が、「久野っ子に二宮金次郎像を贈る実行委員会(浜野昌平会長)」を立ち上げた。
久野小には第二次世界大戦まで二宮金次郎像があったが、鉄砲玉にするために回収された。以来、20数年前にも像を贈る試みがあったが、金額面で断念している。今回は二宮校長の同級生で栢山在住の彫刻家、高井正二さんが協力。法隆寺の阿修羅像と同様の脱乾漆の技法により作られる。
像の題名は「一粒の種が…」。10歳くらいの二宮金次郎が、種を蒔いている姿を表しており、農業体験を通じて「共助の心」などを教える久野小の教育方針が込められている。
二宮金次郎の血族でもある二宮校長は今年度が教員として最後の年となる。「全国に1つしかない二宮金次郎像を地域の人がプレゼントしてくれたという思い出は、子どもたちの心の支えになるのでは」と12月の完成を心待ちにしている。費用に当てるため、現在、企業1口1000円、一般家庭1口500円の賛助金を募っている。問合せは同校【電話】0465(35)3530。
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