小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2011年10月1日
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小田原市は9月26日、東日本大震災で被災した福島・相馬市と「災害時等における相互応援協定」を締結した。二宮尊徳の縁で小田原市は相馬市の支援を続けている。今回の協定は相馬市の立谷秀清市長から申し出があり実現。立谷市長が小田原を訪れ、協定書に調印した。
協定の内容は、被災者の救出、医療、防疫、施設の応急復旧などに必要な資機材の提供や、食料、飲料水、生活必需品の供給など。
立谷市長は「小田原にはお世話になった。災害時は相馬にできることをしたい。また、東日本大震災に被災した経験を小田原市民と共有することで、防災に強いまちづくりに役立ててもらいたい。相馬市民を代表して感謝申し上げたい」と話した。加藤憲一市長は「市民の命を守るうえで心強い。ご支援ご指導を期待している」と語った。立谷市長は市役所で講演も行った。