小田原版 掲載号:2011年10月29日号

設立30周年を迎えたおだわら手作り絵本の会の23年度会長を務める

堀内 紀子さん

市内扇町在住 

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「好き、楽しい」が原動力

 ○…おだわら手作り絵本の会の会長職が、偶然30年という節目の年に回ってきた。結成時からの先輩も健在の中、自身は若い方から数えて2番目。「自分に出来るか最初は不安いっぱいだった」と振り返る。ところがいざ始まってみると杞憂だった。「まるで家族みたい」なメンバーが活発に意見を持ち寄ってくれるからだ。絵本展、講習会、カレンダー作りの3本柱から成る活動をいかにスムーズにまとめるか―その一点に集中すれば良い。「歴史も大切に新しい事へのチャレンジも皆で頑張りたい」。”イイ感じ”に肩の力が抜けている。

 ○…静岡県小山町出身。一緒に遊ぶのは近所の男の子とが多く、拾った木片で作ったヤリやピストルを手に野山を駆け回った。絵描きや図工が大好きで、中学からテニスも始めた。高校では写真や無線にもハマッたというから興味の範囲は幅広い。「でも全部上手じゃない。嫌いじゃないってだけ」とクシャっと笑う。そんな好奇心の塊が「手に職をつけよう」と選んだのは保育士だった。ところが頑張りすぎが祟って喉を痛め、やむなく退職。しばらく専業主婦に徹していたが「やっぱり何か動いていたくて」今度は事務員として地元企業に就職した。「やっぱり自分に正直にならなくちゃ」。好き、楽しい、面白そう。純粋な気持ちがいつも原動力だ。

 ○…手作り絵本を始めたのも、そんな何気ない好奇心から。息子と初めて作った本を手に、講師から「これであなたも絵本作家ね」と掛けられた一声に感じた”くすぐったさ”を今も大切にしているそうだ。子育てが一段落した今、家事を終え、自分の時間が出来る夜に作品づくりに没頭する。音楽をヒントに、またある時は散歩の途中で…あらゆる所からテーマを見つけてくる。「これで正解というものがないから面白い」。自分の好きな事を心から楽しむ―その目はとびっきり輝いてみえた。
 

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