被災地へ継続支援を約束 商連がプレミアム商品券報告会
小田原市商店街連合会(尾崎紀昭会長)は、今夏行った災害復興プレミアム商品券事業の報告会を行った。市民や関係者、約50人が参加した。
報告会に先立ち福島県相馬市に義援金を届けた尾崎会長は「見てはいけないものを見たような気がした。小田原に置き換えるとショックが大きい」と被災地を目の当たりにした心境を正直に吐露。「今後も出来る限りの支援をしたい」と継続的な支援を約束した。
商品券事業については角田克宏実行委員長から発行36万枚(1億8千万円分)のうち99・82%が回収されたこと、売上げの1%にあたる180万円に小田原城北條六斎市などで集まった募金をあわせた232万4367円が福島県相馬市の佐藤憲男副市長に手渡されたことなどが報告された。
報告会の後には、岩手県で震災復興の総合企画専門委員会委員長を務める齋藤徳美氏を講師に大津波災害と復興の課題について講演が行われた。齋藤氏は東日本大震災で起こった30mを超える津波は、決して想定外ではなかったとし、「必ずまた来る」ことを前提にまちづくりをする必要があるとした。また「小田原でしなければいけないことは」の質問に「まず知ること」と多くの情報を得ることの必要性を説いた。
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