菜の花でエコに前進 久野小3年生が種まき
久野小学校(二宮正隆校長)3年生の児童59人が10月19日、菜の花の種まきに取り組んだ。
小田原衛生グループ(鈴木大介社長)による、地元の小学校と連携した環境教育の一環として行われたもの。今回植えられた菜の花から菜種油を搾取して同校給食で利用。その廃油をバイオディーゼル燃料(BDF)に精製し同グループのゴミ収集車に再利用しようという試みだ。
この日は同社社員による種まきの説明とデモンストレーションが行われた後、児童がそれぞれに菜の花の種まきを開始。久野在住の川口定信さんが所有し同グループが管理する畑に、ていねいに種が植え付けられていった。菜の花は来年の3月に刈取りが行われる予定。同グループは「初めての取り組み。今後も継続していければ」とコメントした。