荻窪用水が土木遺産に 関連施設とあわせ土木学会から認定
早川から荻窪地区へと流れる全長約10・3Kmの荻窪用水が、貴重な土木遺産として(社)土木学会から「土木遺産」に認定された。
「土木の日」に当たる11月18日には、同会から認定証と銘板が贈呈された。今回の認定は荻窪用水のほか関連施設の山縣水道や山崎発電所も合わせて認定された。
荻窪用水は江戸時代(工事開始は1797年)に小田原藩の水田事業として開かれた。箱根町塔之沢付近で早川の水をせき止め、山間を抜け、荻窪へと繋がる用水路。平成18年には全国疎水100選にも選ばれている。