小田原版 掲載号:2011年12月17日号

民話語り、朗読ボランティアの5周年記念公演をした

高井 征子(いくこ)さん

おだわら塾ボランティア市民教授 71歳

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125歳まで生きないと

 ○…生涯学習きらめき☆おだわら塾のボランティア市民教授。県西地区に眠る民話や朗読劇を勉強・発表する。芸能を学び「自分にも何かできるのでは」と始めてみたボランティア。開講して1年で受講生から「もっと征子さんの話を聞きたい」との声があがり、名前にちなんだ「征(いく)の会」が立ち上げられた。会の講師を務め、劇の原稿も作成する。月に2回市民会館のサポートセンターで勉強会を行い、老人ホームでボランティア公演も行う。

 ○…彼女の行動力は今に始まった事ではない。13年前には、誘われて見に行ったフラメンコのサークルにその場で入会。「芸能関係に興味があったから踊る・歌うが大好きですもの」と話す彼女は、現在ではサークル「楽しくフラメンコ」の代表を務め、毎週プロに指導を受ける。「発表会では厚化粧につけまつげ、あの衣装―。若い子には負けませんわよ」と笑った。

 ○…小学生の時に映画で宝塚を目にし、ずっと舞台に憧れていた。当時よく上映されていた「時代劇のお姫様になりたかった」という。中学・高校では演劇部に所属。社会に出てからは芝居の世界から遠ざかってしまったが、常日頃「いくつになっても夢はいつか叶えるんだ」と強く心に決めていた。転機が訪れたのは60歳を過ぎたころ。一人娘が嫁ぎ、ご主人が亡くなってからだ。夢を叶えるべく芸能事務所の門を叩き、毎週演技指導やオーディションを受けたことも。長年秘めていた思いが一気に燃え上がった。

 ○…周年記念の集いを終え「力を合わせて作り上げた満足感で一杯」と安堵の表情を浮かべる。忙しい毎日を送り、家にいることはほぼない。寝る間を惜しんで「どんな風に演じてくれるかな」と楽しみながら原稿を書く。「好きでやっているから、楽しくてしょうがない。一生死にたくない。125歳までは生きないと」と活力に満ち溢れた笑顔を見せてくれた。
 

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