任期満了に伴い今年5月に実施される小田原市長選挙について、現職の加藤憲一市長(47)が15日、後援会の総会で出馬の意志を表明した。近く記者会見を開き、正式に発表するという。
加藤氏は任期を振り返り積み残した課題があるとし、「ネクストステップ」として2期目は総合計画の完遂、命を守る地域自給圏の形成、地域内分権の完成などに取り組みたいとの考えを示した。特に地域経済の活性化には重点を置きたいという。加藤氏は「これまでの努力、汗、期待を無にしてはならない。まだ道半ば。さらに力強く『市民の力で未来を拓く希望のまち』をつくるために取り組みたい」と意欲を語った。
加藤氏は1964年生まれ、京都大学法学部卒業。2004年に市長選に初挑戦し落選。「チェンジ」を掲げ、2度目の挑戦で08年に初当選した。
市長選には昨年12月に市議7期目の大野眞一氏(70)が出馬表明している。他の候補予定者の動きもなく、両氏の一騎打ちの公算が大きい。市長選は5月13日告示、20日投開票。
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