小田原版 掲載号:2012年2月25日号

小田原ハイタッチ隊を発案し、活動する

ひでひこさん

市内成田在住 31歳

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出会いと笑顔が力の源

 ○…「おはようございます!いってらっしゃい」小田原駅に元気な声が響く。「街に笑顔と元気を」と始めた小田原ハイタッチ隊。19日には第2回を開催した。「30分しか参加できないけどいいですか」と高校生から声が掛かった。一人暮らしのおじいさんにお礼の言葉をもらった。「笑顔って大事。『小田原って楽しい』が『日本って楽しい』に繋がれば。実践あるのみ」。笑顔の輪が広がっていく。

 ○…本業は彫刻家。工房でアルバイトをしながら、自身の作品制作などに励んでいる。幼少の頃は体が弱く、両親に美術館などによく連れて行ってもらった。小学生にして野々村仁清の対の食器の作品が「人が寄り添っているようで可愛く見えた」という。当時から進む道は何と無しに決まっていたのかもしれない。高校、大学、大学院と美術系の道を進むも「自分は何をすべきか」と模索していた。大学院を卒業し「何かをスタートしたくて行った」というインドで衝撃的な出会いがあった。石窟寺院遺跡の入口を目にした時に、自分の作品のコンセプトも形も決まり、作風に大きな影響を受けたという。この時「本気で彫刻家をやろう」と決意した。その後迷いは全く無く「創りたいものが増える一方で時間が足りない」と嬉しい悲鳴を上げる。

 ○…インスピレーションは出会いと経験から生まれるのだとか。ハイタッチ隊だけでなく、様々なイベントなどに積極的に参加する。「色々な事をやっていきたい。彫刻家の前に人間。小手先の技術ではなく、人間性が良ければいい作品も創れるはず。まだまだ修行中です」と謙遜する。「いずれ小田原を世界へ発信し、日本を元気にしたい。『そんなの無理』と言った所で頭打ち。志は高く持ちたい」と前を見据える。折しも一時代を築いた北条早雲と同じ岡山生まれの小田原育ち。早雲のように今一度、小田原に輝きをもたらすことができるか。
 

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