〜停滞から飛躍へ【3】〜 小田原の慎太郎になる! 大野しんいち
石原東京都知事に拍手を送る人は多い。あんな頑固オヤジと言いながら心の片隅で喝采している人もいる。
今、石原都知事のように頑固に物事をやり通す政治家が何と少なくなったことだろう。政治の基本は信念を貫き通すことであり、政策を実現することである。
小田原の行政に欠けているものは頑固に成し遂げる意志である。私たちの子や孫のため、私は小田原の慎太郎になると意を決した。
国は増税!小田原は減税!市民税、法人税を10%減税
私は基本政策のイの一番に市民税10%減税を掲げた。「単なる人気取り」と考える人、「この財政が厳しい時に無理だ」、「市民サービスが低下する」と考える人もいるだろう。そんな声が耳元で聞こえていての減税だ。
なぜ今、減税なのか
歴史に学べば、減税によって労働人口を増やし小田原繁栄の基礎を創った早雲の手法である。
減税で比較的住居の移転が容易な若年の就労世代を小田原に呼ぶことができる。収益の高い企業を小田原に呼び寄せることも可能だ。
行き詰まった世を打開してきたのは、いつも減税であったことを私たちは経験から知っている。
減税すれば
「減税をすれば市民サービスが良くなる」と言ったら本気にする人はいないかもしれない。しかし、良くなるのである。正確にいえば、同じ単価で質の良いサービスが受けられるようになるということだ。
民間では100円でどれだけ良いサービスを、製品をということでしのぎを削っている。役所だけが枠の外である。職員が努力をしたことは認めるとしても、方向が違えば役に立たない。減税することによってサービスが低下すれば、市民の矛先は、職員の給与に及ぶ。職員が懸命になるのは目に見えている。
地下街再生は50億円?
当面の減収対策は、小田原駅東口の地下街の廃止である。25億かけて再利用するといっているが、地下街の基準変更で私の予測では50億前後かけなければ再利用はできないと考えている。これだけで3年間の減税分以上である。
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