小田原版 掲載号:2012年3月10日号

続く報徳流の復興支援

生わかめ「春馬」を限定販売

買って、食べて応援

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約2mの生わかめ「春馬」。厳しい冬を乗り越えた三陸のわかめは肉厚で、しっかりとした歯ごたえが特徴的。お湯に通すと、鮮やかな緑色に(写真左側)。放射能検査を経て、出荷される。
約2mの生わかめ「春馬」。厳しい冬を乗り越えた三陸のわかめは肉厚で、しっかりとした歯ごたえが特徴的。お湯に通すと、鮮やかな緑色に(写真左側)。放射能検査を経て、出荷される。

 東日本大震災で壊滅的な被害を受けた宮城県気仙沼市唐桑地区。報徳二宮神社(草山明久宮司)が呼びかけ、二宮尊徳の「報徳仕法」に習い続けてきた復興支援が実を結び、震災後初となる生わかめの出荷が始まった。無収入となっていた漁業者にとって、待ちに待った復興への第一歩となる。

 唐桑地区への支援は、震災直後の支援物資の搬送から始まった。甚大な被害の大きさを目の当たりにし、「復興には現地の主たる産業である養殖漁業の支援が必要」と判断。5月には宮城県漁業協同組合唐桑支所をサポートする「復興支援協同体」を発足した。ボランティアツアーや支援セールなど様々な企画を立案し、全国の支援者と漁業者を結ぶパイプ役として活動を継続。漁業者たちが自らの力で再起し、周辺地域へ経済効果を派生させるための報徳流の仕組みづくりに尽力している。小田原では名鉄観光サービスが賛同。東北営業本部をはじめ、多くの支店で被災地を見る視察旅行を法人、団体向けに企画している。

 また、こうした報徳流の支援に共感する個人や企業団体も多くみられる。(株)美濃屋吉兵衛商店(鈴木吉兵衛社長)では、昨年7月より商品を買うごとに義援金を積み立てるキャンペーンを継続的に実施しており、今月133万円が漁業復興資金として寄付される。

 全国からの支援により、当初「2年はかかる」と予想された出荷が、1年ほどまでに短縮。このほど生わかめの出荷となった。協同体ではチラシの作成や販路拡大のサポートもしている。

 現在販売している復興生わかめ「春馬」は食育も兼ねた一般家庭向けの商品。1パック1kg(4,5人前)入りで3千円(送料込み)で3月31 日までの限定販売。注文は唐桑地区復興支援協同体shttp://www.karakuwa.jp または報徳会館【電話】0465・23・3246まで。
 

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